梅雨入りの時期を予想 2015年はいつ？

梅雨入り宣言は、前日までの天気の様子と週間予報を考慮して、「今日からしばらく雨の時期が続きそう」と判断されると出されます。

ほとんどの場合は梅雨前線が近づいていることが多いですが、梅雨前線が離れていても「雨が続きそう」と判断されれば梅雨入り宣言は出されます。

２０１５年（今年）の場合は、６月２日の予報天気図では梅雨前線がが鹿児島県に接近してくるとの予報ですので、今日（６月２日）に雨が降れば南九州地方は梅雨入り宣言になるのではないでしょうか？

但し、梅雨入り宣言は週間天気予報を元にして判断されるので週間天気予報が外れたら

「梅雨入り宣言があったのに全然雨が降らないなあ」

ということになります。

この場合は９月にその年の梅雨入りの日を確定する時に修正されることになります。

梅雨入り宣言をした日を速報値、９月に梅雨入りを確定した日を確定値といいます。

梅雨入り宣言の地域

梅雨入りは以下の地域ごとに宣言されます。

東北北部
青森県、秋田県、岩手県

東北南部
山形県、宮城県、福島県

関東甲信
東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県

東海
静岡県、岐阜県、三重県、愛知県

北陸
新潟県、富山県、石川県、福井県

近畿
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県

中国
鳥取県、島根県、岡山県、広島県

四国
香川県、愛媛県、徳島県、高知県

九州北部・山口県
山口県、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県、長崎県

九州南部
宮崎県、鹿児島県

奄美
奄美群島、トカラ列島

沖縄
沖縄県

平年の梅雨入り確定日

平年の梅雨入り確定日は以下のようになります。

２０１５年時点の平年とは、１９８１年から２０１０年の３０年間の平均のことです。

2015年はいつ？

2015年の今年は、沖縄は５月１１日、奄美は５月１９日に梅雨入りしました。

九州南部が６月２日に梅雨入りするとすると平年より２日遅れですね。

気象庁の３ヶ月予報では６月は、沖縄、奄美は平年より雨が多い見込み、それ以外の地域では平年より雨が少ない見込みだそうです。

７月は、東日本、西日本では曇りや雨が多い見込み、それ以外の地域では平年並みだそうです。

気象庁の用語では東日本とは、関東甲信地方、北陸地方、東海地方を指します。

西日本とは、近畿地方、中国地方、四国地方、山口・九州北部地方、九州南部地方を指します。

これらから見ると、梅雨入りの時期は平年より数日の遅れでしょうか？

週間天気予報では、九州北部、四国が６月８日（月曜日）が雨の予報なので九州北部、四国は６月８日に梅雨入りかもしれません。

九州北部、四国が６月８日に梅雨入りなら平年より３日遅れですね。

おしまいに

ジメジメした季節が来ますね。

しかし、空梅雨で水不足になるのも大変ですからね。

今年もこの季節を乗り切りたいものです。