女子サッカーイングランド代表メンバー、注目の選手はどんな選手？

イングランド代表はどんなチーム？

イングランドはサッカー発祥の地、サッカーの母国とも呼ばれています。

男子サッカーは現在ＦＩＦＡランキング１５位の強豪ですが、女子は現在ＦＩＦＡランキング６位です。

イングランドのサッカーは男子だけ強くて女子が弱いイメージがありますが、決してそんなことはありません。

日本はＦＩＦＡランキング４位なのでランキングは日本の方が上位ですが、今までの対戦成績は日本の０勝２敗２分けで日本は一度も勝ったことがない相手なんです。

前回の２０１１年の女子ワールドカップでも日本はイングランドと予選リーグで対戦しましたが、２対０で負けてしまいました。

日本が優勝した２０１１年の女子ワールドカップで唯一の黒星がイングランドだったんです。

しかし、今回のイングランドチームは不安材料もあります。

今までイングランドを２０年間率いてきた大エース・ケリー・スミス（Kelly Smith）が今年の２月で代表引退したのです。

ケリー・スミスは１９７８年１０月生まれの３６歳。

日本の澤穂希選手は１９７８年９月生まれなので同じ年です。

現在でもクラブチームでは世界的強豪アーセナル・レディースの背番号１０を背負っていて、ポジションはフォワード。

イングランド代表では通算４６ゴールを上げ、イングランド女子歴代最多記録です。

怪我が多い選手だったのですが、日本で言えばワールドカップ直前に澤穂希選手が引退してしまったようなものです。

決して勝てない相手ではありません。

注目の選手はどんな選手？

カレン・カーニー

イングランド代表メンバーで先ず、注目すべきはこの選手。

大エース・ケリー・スミスから代表１０番を受け継いだカレン・カーニー。

引用；en.wikipedia

ポジションはフォワード、ミッドフィルダー。

１９８７年８月生まれの２７歳。

代表１０３試合出場はケリー・スミスなどに次ぐイングランド女子歴代４位の出場数です。

今大会では予選リーグのメキシコ戦、コロンビア戦でゴールを決め、チームトップの２得点を挙げています。

得点も取れるゲームメーカーです。

エレン・ホワイト

大エース・ケリー・スミスの後継のフォワードは実力・実績から言えばエニオラ・アルコなのでしょうが、今大会はいまいち調子が上がらないようです。

そのため、イングランドは試合ごとに日替わりでフォワードを変えています。

そのうちの一人がこの人。

引用；en.wikipedia

１９８９年５月生まれの２６歳。背番号２３番。

２０１１年女子ワールドカップの日本戦で決勝点を上げ日本に唯一の黒星をつけた選手です。

その活躍もあって２０１１年はイングランドでの女子年間最優秀選手に選ばれました。

ジョディ·テイラー

この人の爆発力は要注意です。

引用；en.wikipedia

１９８６年５月生まれの２９歳。フォワード。背番号１９番。

今年の３月、国際戦のキプロス・カップが行われて、先日、日本が１対０で辛くも勝利したオーストラリアも参加していました。

そのキプロス・カップでイングランドはオーストラリアと対戦。

ジョディ・テイラーがハットトリックを達成して３対０でオーストラリアに圧勝しました。

今大会でも準々決勝・カナダ戦で先制点を上げ、好調なようです。

トニ・ダガン

イングランドの次世代エースと注目されているのがこの人。

引用；en.wikipedia

１９９１年７月生まれの２３歳。フォワード。背番号１８番。

まだ若い選手ですが、２００９年のUEFA女子U-19選手権の決勝・スウェーデン戦で先制ゴールを決め、それが決勝点となり、イングランドを優勝に導きました。

準々決勝について

準々決勝の日本対イングランド戦は日本時間７月２日（木曜日）午前８時からです。

放送は、

• フジテレビ系　午前７時４５分から
• ＮＨＫ－ＢＳ１　午前７時００分から

の予定です。

平日の朝なので見れない人も多いでしょうが、気持ちだけでも応援したいですね。

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