5月23日はキスの日。なぜ?その由来は?

キスの日の由来

5月23日はキスの日です。

なぜ5月23日がキスの日かというと、日本で初めてキスシーンがある「はたちの青春」という映画が、1946年5月23日に封切りになったことに由来します。

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「はたちの青春」とは

監督

「はたちの青春」という映画は松竹映画で、佐々木康監督作品です。

佐々木康監督は、1908年(明治41年)1月25日生まれで、38歳の時に「はたちの青春」を撮りました。

松竹時代には高峰三枝子さん主演の映画を何本も撮影してヒットさせ、その後、東映に移籍して美空ひばりさん主演の映画を数本撮ってこれもヒットさせた人気監督でした。

晩年はテレビに移って大川橋蔵さんの銭形平次などの監督や監修をしていました。

キスシーンを演じた女優・俳優

キスシーンを演じたのは女優の幾野道子さんと俳優の大坂志郎さんです。

幾野道子さんは、1924年(大正13年)10月12日生まれで、「はたちの青春」の時は、21歳でした。

映画、テレビなどで数多くの作品に出演され、1968年にフジテレビ系で放送された手塚治虫さん原作の「バンパイヤ」では、水谷豊さん演じる主人公・トッペイの母親役を演じていました。

水谷豊さんは今や「相棒」の杉下右京役などで大活躍ですからね。感慨深いです。

幾野道子さんのお相手の大坂志郎さんは、1920年(大正9年)2月14日生まれで「はたちの青春」の時は、26歳でした。

大坂志郎さんも数々の映画、テレビドラマに出演されています。

山口百恵さんとの共演が多く、テレビの赤いシリーズ第4弾の「赤い衝撃」(1976年(昭和51年))では山口百恵さんの祖父役を演じています。

他には、1975年(昭和50年)の映画「絶唱」では山口百恵さんの父親役を、1977年(昭和52年)の映画「泥だらけの純情」では、山口百恵さんの恋人の三浦友和さんを追う刑事役を演じています。

あらすじ

映画「はたちの青春」のあらすじは、幾野道子さん演じる章子の父親が銀行員で、その父親が仕事のために部長の息子と章子を結婚させようとするのですが、章子には大坂志郎さん演じる恋人の啓吉さんが既にいるのです。

そこで章子の父親が二人の交際に反対して別れさせようとするというお話です。

この二人がガーゼ越しに軽くキスをするというシーンが当時大反響を呼んだそうです。

映画の結末ネタバレ

「はたちの青春」の最後は2人はどうなったのでしょう?

この先ネタバレ注意です

キス

章子の父は仕事のために章子に無理矢理結婚させようとしたことを反省し、二人の交際を認めました。

めでたしめでたし。

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