小泉八雲 没後110年。作品、旧居や子孫は?記念館で企画展も

小泉八雲 没110年

ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲さん。

明治時代の怪談作家として有名ですね。

小泉八雲さんは、1904年(明治37年)9月26日に亡くなり、亡くなった日は八雲忌と名付けられています。

今年は2014年なのでちょうど110回目の八雲忌となります。

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作品

小泉八雲さんといえば怪談。

エッセイや、日本の紀行の本も出しているのですが、怪談が圧倒的に有名ですね。

なぜ、怪談かというと、小泉八雲本人も「怪談の中にはTruth(真実)」が隠されている」と語り、自分に合っていると考えていたようです。

著書の中では、

「知られざる日本の面影」に収録の「鳥取のふとんの話」、

「仏陀の国の落穂」に収録の「生神」、

「怪談」に収録の「耳なし芳一」、「むじな」、「ろくろ首」、「雪女」、

が特に有名ですね。

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旧居

小泉八雲さんは、来日後、

島根県松江→熊本市→神戸市→東京市牛込区市谷富久町(現在の新宿区)→東京市牛込区西大久保(現在の新宿区)

と転居しました。

このうち、島根県松江の旧居は国の史跡に、熊本市の旧居は熊本市指定の文化財になっていて現在でも見学することができますよ。

子孫

小泉八雲さんの子孫は何人かいらっしゃって、小泉八雲さんに関する講演会などをされている方もいます。

その中で最も有名なのは、小泉凡(ぼん)氏です。

小泉凡氏は、島根県立大学短期大学部総合文化学科教授の民俗学者で八雲会の名誉顧問もされています。

八雲会とは、小泉八雲さんが松江で教鞭をとっていた時の教え子によって作られた親睦会です。

今では、小泉八雲さんに関する研究者、愛読者、愛好家の集まりになっていて広く会員を募集していますよ。

また、子孫ではなく、先祖の話ですが、小泉八雲さんの奥さんの小泉セツさんは出雲国造の子孫だそうです。

記念館で企画展も

前述の島根県松江の旧居の隣には、小泉八雲記念館があります。

小泉八雲没後110年記念として企画展2014「ヘルンと家族」が現在開催中です。

2015年3月29日(日)までやってますよ。

ちなみにヘルンとはハーンのことです。

ラフカディオ・ハーンのハーンのスペルがHearnなのでヘルンと間違って読まれてしまって、小泉八雲さん本人も気に入ったため、そのまま定着したそうです。

フレンドリーな人柄がしのばれますね。

おしまいに

明治という昔に訪日した小泉八雲さん。

当時は飛行機どころか松江には鉄道も無かったので松江赴任は大変だったと思います。

どうやって松江に赴任したのか調べてみたのですが分かりませんでした。

山陽本線も神戸までしか通ってなかったので神戸から船で松江に行ったのでしょうか?

あるいは、舞鶴あたりから船?

そんな時代に日本に来て西洋に紹介してくれた小泉八雲さん。

本当にありがたいことです。

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