菅井円加(2013ローザンヌバレエコンクール優勝者)の現在

菅井円加さんとは

菅井円加(すがい まどか)さんは2012年2月、ローザンヌ国際バレエコンクールで1位入賞した将来を嘱望されるバレリーナです。

ローザンヌ国際バレエコンクールとは、15から18歳だけが参加できる「将来性」を審査するバレエコンクールです。

菅井円加

世界的にも大変有名な大会で、1位になったのは、あの熊川哲也さん以来、日本女性としては初でした。

審査員の中にはNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも登場した世界的バレリーナの吉田都さんもいました。

吉田さんも「すべてが良く、審査員9人全員一致の結論です。」と称賛していました。

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菅井円加さんの現在

菅井さんは2012年春にユニクロのAIRismのTVCMに出演

かわいいと評判になりました

ローザンヌ国際バレエコンクールから2年、現在はどうしているでしょうか?

ローザンヌ国際バレエコンクール1位は私立和光高校2年の17歳の時。

1位の副賞としてローザンヌ国際バレエコンクールに協賛するバレエ団の中から好きなバレエ団を選んで1年留学する権利が与えられました。

そこで彼女はドイツのハンブルクのナショナル・ユース・バレエというジュニアのバレエ団に留学し、現在も在籍しています。

ナショナル・ユース・バレエとは、アメリカ人のジョン・ノイマイヤー氏が監督を務めるバレエ団です。

ジョン・ノイマイヤー氏は、能や歌舞伎に造詣が深い親日家で、バレエの演出に能や歌舞伎の考え方を取り入れていることでも知られています。

そのため、高い評価を受ける一方で、「難解すぎる」「バレエじゃない」「滅茶苦茶」と批判されることもしばしばあるようです。

日本人としてはそこまで入れ込んでもらえるのは嬉しいことですが(笑)

ジョン・ノイマイヤー氏はハンブルク・バレエ団の監督も兼任しているのですが、

菅井円加さんは、9月からハンブルク・バレエ団に準団員として入団する予定です。

ハンブルク・バレエ団では、

主役クラスの「ソリスト」、

ソリストのバックで踊ったり、大人数の情景を担当する「コール・ド」がいて、

その下のクラスが準団員になります。

逸材といえどもプロの世界ではまだまだで、高校野球のスターがプロ野球に入団したようなもののようです。

今後に期待

元々、熊川哲也さんや、吉田都さんが出るまでは日本人はヨーロッパや世界では通用しないと言われていたのですから、これから厳しい世界に挑むことになります。

とは言え、若くて才能があることは間違いないわけですから、数年後には世界を舞台に活躍して欲しいものです。

3歳からバレエを始めて人並以上の努力もしてきたわけですから。

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