母の日に贈るカーネーションなどの花束の色別の花言葉

母の日

5月第2日曜日は母の日ですね。

今年(2015年)は5月10日になります。

Sponsored Link

日本では母の日は戦後、アメリカにならって行われるようになりました

アメリカではアンナ・ジャービスという人が母親が亡くなった後に母親が日曜教会で教師を務めていた教会で白いカーネーションを贈ったことが始まりです。

その後、アンナ・ジャービスさんはアメリカに「母の日」を作ることを提案し、1914年にアメリカで5月第2日曜日を母の日にすることが決められました。1914年は和暦では大正3年ですね。

一人の女性の提案が国に認められるというのは意外な感じもしますが、アンナ・ジャービスさんの母親というのはジュリア・ウォード・ハウという方で、曽祖父が州知事だったり、高祖父が州総督だったりした名家の娘だったんです。

ジュリア・ウォード・ハウさん自身もボストンやポーツマスなどのアメリカ北部に住んで奴隷解放活動をしていて、奴隷解放が争点となった南北戦争の時にはジュリア・ウォード・ハウさんが作詞した歌が北軍の行進曲として使われたという大変有名な方だったんです。

カーネーション

カーネーションの色別の花言葉

母の日は亡くなった母親には白いカーネーションを、健在な母親には赤いカーネーションを贈ることになっています。

白いカーネーションは前述のアンナ・ジャービスの話から分かりますが、母親が健在な人は何故赤いカーネーションなのかは調べても分かりませんでした。

一説には白いカーネーションは十字架に張り付けられて亡くなったキリストを表し、赤いカーネーションは復活したキリストを表すからとも言われますが、よく分かりませんでした。

最近は母親が健在な人は赤いカーネーションだけでなく様々な色のカーネーションを贈るようです。

そこで、カーネーションの色別の花言葉を調べてみました。

花言葉
母への愛、純粋な愛
亡き母を偲ぶ
ピンク 上品、気品、感謝、暖かい心
オレンジ 純粋な愛、清らかな慕情
気品、誇り
永遠の幸福
黄色 軽蔑、愛情の揺らぎ、友情
濃い赤 私の心に哀しみを

同じカーネーションでも色によって花言葉が随分違うものですね。

黄色や濃い赤は避けた方がよさそうですね。

カーネーション以外の花束の色別の花言葉

最近はカーネーション以外の花束を贈る方も増えているようです。

贈り物の定番の胡蝶蘭、季節的に紫陽花を贈ったり、花束の王道のバラなどが多いようです。

これらの花言葉も調べてみました。

胡蝶蘭

一般な花言葉は、「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」です。

色別では、

花言葉
清純
ピンク あなたを愛してます

胡蝶蘭は、花言葉もいいですが、花が長持ちすること、見た目が華やかな割に花粉や香りが少ないというのが贈り物に選ばれている理由です。

紫陽花

紫陽花の花言葉は、「強い愛情」、「元気な女性」、「家族団欒」。

「浮気」などのネガティブな花言葉もありますが、紫陽花は母の日以降が花の季節で、特に鉢植えの紫陽花は手入れが簡単で長持ちすることから最近人気です。

色別の花言葉は、

花言葉
ピンク 元気な女性
忍耐強い愛
寛容、気の迷い

です。

バラ

バラの一般的な花言葉は「美」、「愛情」と女性にはぴったりの花です。

バラの色別の花言葉は、

花言葉
無垢の美しさ、あなたの幸福を祈る
ピンク 上品、気品、温かい心
心からの尊敬
可憐、献身、美
オレンジ 信頼、絆、魅惑
尊敬、気品、上品、
神の祝福、夢かなう、奇跡

バラはプレゼントによく使われている花ですが、それだけに花言葉も例えば同じ赤でも薄い赤、普通の赤、濃い赤、紅、濃い紅など色合いで花言葉が違ったり、同じ色でも蕾(つぼみ)、小輪、大輪で花言葉が違ったり、花束の本数や種類の組み合わせに意味があったり複雑です。

バラの一般的な花言葉は「美」、「愛情」と良い意味ですので、気にしない人ならいいのですが、気にする人なら事前によく調べたり花屋さんに聞いた方がいいでしょう。

良い意味の花言葉がある花

その他にも良い意味の花言葉がある花が人気です。

例えば、

花言葉
チューリップ 永遠の愛
ダリア 華麗、淡麗
ジャスミン 愛嬌、愛らしさ
マーガレット 真実の愛
ガザニア 身近な愛
ハナミズキ あなたへの返礼
芍薬(しゃくやく) はにかみ、思いやり

などです。

ガザニア

ガザニア

芍薬(しゃくやく)は花言葉と言うよりも日本では女性の美しさを

「立てばしゃくやく、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

などと芍薬(しゃくやく)に例えるので人気です。

しゃくやく

芍薬(しゃくやく)

関連記事;母の日のプレゼントランキング。花と手紙とスイーツがトップ3

ad
Sponsored Link
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です