オリオン座流星群 2014
オリオン座流星群が今夜、10月21日夕から22日早朝にかけて、ピークを迎えます。
毎年この頃に見れる恒例行事ですね。
オリオン座のふたご座寄りの所から見えます。
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オリオン座流星群が今夜、10月21日夕から22日早朝にかけて、ピークを迎えます。
毎年この頃に見れる恒例行事ですね。
オリオン座のふたご座寄りの所から見えます。
この時期に地球が公転で約3000年前のハレー彗星の塵の中を通るので、ハレー彗星の塵が大気圏にぶつかって流星群として地球に降り注ぐのです。
流星群が1時間にどれくらいの数が見えるかを表すのにZHR(天頂出現数(てんちょうしゅつげんすう、Zenith Hourly Rate))という値があります。
小さい流星群の場合は、1~2なのですが、今年のオリオン座流星群は23です。
つまり、1時間に平均23個の流れ星が見れる天体ショーなんですよ。
ピークの時間帯は22日午前1時頃と予想されています。
月は月齢26.9で新月に近いので月が出ていてもあまり明るさは気にならないでしょう。
月の出の時間は、札幌(3:00)、東京(3:07)、大阪(3:25)、福岡(3:46)なので流星群のピークが過ぎた後で深夜なので、徹夜で観測という人以外は気にならないのではないでしょうか?
21日22時頃から22日3時頃が一番観測に良い頃です。
方角は、まずオリオン座を探します。
オリオン座は、この時期は、22時頃、東の地平線から上り、時間と共に南の上空に上がっていきます。
オリオン座は三つ星が有名です。
三つ星の左上のオレンジ色の明るい星がベテルギウス、右下の青い明るい星がリゲルです。
オリオン座流星群はベテルギウスの左あたりを中心に流れます。
中心にと言っても、かなり幅があって、リゲルのあたりから流れることもあるし、隣の星座から流れ始めることもありますし、空全体を見れるようにしておいた方がいいです。
足をオリオン座の方向に向けて寝転んで空を見上げるのが一番いいです。
天気はよくない所が多いみたいですね。
沖縄は今夜は天気がいいのでよく見えそうです。
他に見えそうな所は、北海道の稚内、旭川、北見、札幌、小樽、函館などの北海道北部、南部。東部は雲が多そうです。
東京、茨城南部、千葉、神奈川、山梨東部もまあまあ良さそうです。
ピークの今夜見れなくても明日、明後日見ることもできますので、明日、明後日に見るのも一つの手です。
天気が不安定みたいなのでこちらの雨雲レーダーで確認してみて下さい。