スーパームーンとは?
スーパームーンとは、月が地球に最も近づいた時に満月か、新月になっていることを言います。
月は地球の周りを楕円の軌道で回っているので、地球から遠い場合と近い場合があるのです。
当然、遠い時は小さく見え、近い時は大きく見えます。
スーパームーンの時は、最も遠くにあるときの満月よりも約15%大きく、約30%明るく見えるそうです。
スーパームーンが見える時は、不定期なので何年に一度とは言えませんが、3~5年に一度くらい。
10年くらい見えない時もありますし、1年のうちに何回も見える時もあります。
今年(2014年)は、7月12日、8月10日、そして9月9日と3回も見える年でした。
また、スーパームーンになると地震が起きるとか、出産に影響があるのでは?などと言われていますが、いずれも根拠はなく、地球への影響は潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度だそうです。
9月9日の日本での観測の時刻は?
9月9日のスーパームーンは今年最後のスーパームーンということで注目を集めています。
さて、日本で観測に一番いい時間はいつかと言いますと、9日に月が一番地球に近づくのが、日本時間で午前10時38分なのでこの時間は明るくて見えないようです。
したがって、日本では、月の出直後が一番大きい満月とになります。
9月9日の月の出時刻は東京では、17時56分ですので、月の出の時間からしばらくの間が観測に一番良いようです。
月の出の時刻は、月が地平線の近くに出ていて建物などの大きさと比べると普段より大きいのが何もない場合よりは分かりやすいと思います。
方角は東の方角です。
東京以外の主な都市の月の出の時間は、
札幌17時51分、仙台17時52分、名古屋18時08分、大阪18時14分、福岡18時34分、那覇18時45分です。
9日の天気も8日よりは良いみたいなので、8日よりは月は見やすいと思います。
おしまいに
スーパームーンは思いのほか話題になってますね。
こんなに話題になるとは思わなかったです。
次回のスーパームーンは来年(2015年)9月28日です。
9日に見逃した方は来年に期待をかけましょう。