FIFA女子ワールドカップ カナダ2015
サッカーの女子ワールドカップで日本代表のなでしこジャパンが予選リーグを1位で通過しましたね。
ブラジルも予選リーグを1位で通過し、順当に行けば準々決勝は日本対ブラジルになります。
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サッカーの女子ワールドカップで日本代表のなでしこジャパンが予選リーグを1位で通過しましたね。
ブラジルも予選リーグを1位で通過し、順当に行けば準々決勝は日本対ブラジルになります。
女子のブラジル代表チームはアメリカ、ドイツの2強と比べると少し弱いのではないかという気もしますが、FIFA女子ワールドカップには過去6大会全てに出場していて準優勝1回、3位1回の強豪です。
オリンピックも過去5回全て出場して、銀メダル2回、4位2回の成績を修めています。
日本との直接対決は今まで8回あり、日本の4勝3敗1分と日本が勝ち越しています。
世界ランキングは現在7位。日本は4位なので日本の方が上回っています。
しかし、油断できないのはブラジルは今、来年のリオデジャネイロオリンピックに向けて強化の真っ最中であるということです。
そのため、ブラジル女子チームは現在、常設代表制になっています。
常設代表制とは、代表選手は他のチームに所属せず、ブラジル代表チームにのみに所属して毎日代表メンバーで練習をしているのです。
現在、ほとんどの選手が常設代表チームで練習しています。
監督は、バドン監督で、ブラジルの男子の名門サンパウロFC、コリンチャンスやJリーグの東京ヴェルディ1969の監督を務めた人物です。
まず、最も注目すべきなのはこの人。
ブラジル女子の背番号10番、エースのマルタ・ビエイラ・ダ・シルバです。
ポジションはフォワード。
1986年生まれの29歳で今最も脂が乗ってると言っていいでしょう。
14歳でプロデビューし、直後から大活躍して、今まで、
など数々の栄光を手にしている世界的名選手です。
所属チームでも、
などと世界中のビッグタイトルを手にしてきました。
手にしていないのはFIFA女子ワールドカップ優勝だけと言っていいでしょう。
今大会でも初戦の韓国戦でゴールを決め、FIFA女子ワールドカップ通算15得点としました。
この得点で、引退したドイツの名選手のビルギット・プリンツを越えてFIFA女子ワールドカップ歴代得点ランキング1位となりました。
エース・マルタと共に2トップを務めるのはこの人。
背番号11番、フォワードのクリスチアーニ・ロゼイラ・ソウザ·シルバです。
1985年生まれでマルタより1才年上の30才。
アテネオリンピックでは前述のビルギット・プリンツと共に得点王。ギリシア戦ではハットトリックも達成しました。
その4年後の北京オリンピックでは単独で得点王になりました。ナイジェリア戦ではハットトリックを達成しました。
オリンピックで2度ハットトリックを達成したのは世界の歴代女子選手で彼女だけです。
フォーメーションが3トップの時はこの人もフォワードに加わります。
背番号9。1992年11月生まれの22才。
昨年12月、日本で行われた女子クラブワールドカップでは、サンジョゼECをエースとして率い、準決勝で浦和レッズレディース、決勝でアーセナル・レディースを撃破して優勝しました。
今大会でも予選リーグ2戦目のスペイン戦でゴールを決め、それが決勝点となり、1対0でスペインに勝利しています。
中盤でゲームメイクをするのはこの人。ミッドフィルダーのアンドレッサ・マークリ。
背番号5。
1995年生まれの20才とまだ若い選手ですが、パスもフリーキックも上手く、将来を嘱望されています。
今大会でも予選リーグ3戦目のコスタリカ戦でアシストを決め、好調です。
試合は、6月28日(日曜日)、日本時間午前5時にキックオフです。
場所はカナダ・エドモントン市のコモンウェルス・スタジアム(Commonwealth Stadium)です。
6万人収容、2001年の世界陸上選手権も開かれた大きなスタジアムです。
朝早いですが、日曜日ですからね。応援したいものです。