エルニーニョ現象とは?2014年は日本にも影響して冷夏に?

エルニーニョ現象とは

一昨日まで暑かったのに一転して肌寒いですね。

気象庁の3ヶ月予報によると、今年の夏はエルニーニョ現象の影響で日本は

冷夏になりそうだとか。

エルニーニョ現象とは、南米のペルー沖の海水温が平年より上昇する現象の

ことです。

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日本への影響は

平年だとインドネシア沖の冷たい空気がペルー沖に流れるのですが、

エルニーニョが起きると流れずにインドネシア沖に留まるので、インドネシア沖の

気温が低くなり、日本の気温も低くなります。

そのため、冷夏になるという予想になるのです。

風鈴

一昨日まで暑かったのはインドネシア沖の空気のせいではなく、

ユーラシア大陸にある高気圧が熱波を日本に送ったからです。

中国の内陸部は乱開発で砂漠化が進んでいるので高温になりやすく、

北京では40度を越えたとか。その熱波が日本に来ていたのです。

しかし、気象庁はこのユーラシア大陸にある高気圧の影響は短期的な

ものと見ていて、冷夏になるという予想は変えていません。

昨日、今日の肌寒い感じをみると当たりそうですね。

冷夏になれば、すごしやすいし、食中毒の心配も少なくなりますが、

いいことばかりではありません。

冷害でお米などの農作物が不作になって価格が高騰したり、

夏物商品が売れなくて景気が停滞したり、

雨が降り易くなって集中豪雨が起きやすくなります。

まとめ

エルニーニョは自然現象だし、原因が分からないので防止策などは無いんですよね。

情報を集めて早めに対策したいものです。

気象庁でもエルニーニョ監視情報のページを作ったので要チェックです。

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