台風26号(2015年)
台風26号(インファ)が11月17日にマーシャル諸島付近で発生しました。
台風26号は、西に進んでいますが、次第に西北西に進路を向ける予想になっています。
26号の名前のインファというのは中国語で花火という意味だそうです。
この記事では台風26号について米軍台風情報センター(JTWC)の進路予想図のどこをどのよう見ればいいか書きたいと思います。
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台風26号(インファ)が11月17日にマーシャル諸島付近で発生しました。
台風26号は、西に進んでいますが、次第に西北西に進路を向ける予想になっています。
26号の名前のインファというのは中国語で花火という意味だそうです。
この記事では台風26号について米軍台風情報センター(JTWC)の進路予想図のどこをどのよう見ればいいか書きたいと思います。
その前に、日本の気象庁の台風情報を見てみたいと思います。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/
11月22日12時50分 発表の予報によると、台風の中心気圧と最大瞬間風速は、
日時 | 中心気圧(hpa) | 最大瞬間風速(m/s) |
22日12時の実況 | 945 | 60 |
23日 0時の予報 | 945 | 60 |
23日12時の予報 | 945 | 60 |
24日 9時の予報 | 945 | 60 |
25日 9時の予報 | 950 | 60 |
と、勢力を保ちながら進む予報になっています。
進路は、Yahoo!地図を見ると下図に示すようになっています。
このYahoo!地図は、ドラッグで移動、拡大縮小操作で図の拡大縮小できます。しかし、パソコンのマウスホイールを使って拡大縮小しようとするとブログ記事ごと上下してしまう場合があります。
進路を西向きから次第に北向きに変える予報になっています。
日本の気象庁の他にも世界中の様々な機関が台風の予想をしています。
米海軍でも独自に台風を観測し、予想をしています。
米軍台風情報センター(Joint Typhoon Warning Center;JTWC)という機関で行っています。
韓国の新聞・朝鮮日報が2015年の台風9号について、JTWC、日本の気象庁、中国の気象庁、韓国気象庁のうち、どの機関が最も予報が当たったかについて調べたところ、JTWCが最もよく当たっていたと報道しました。次いで日本と中国が同じくらいの的中だったそうです。
JTWCのURLは、
http://www.usno.navy.mil/JTWC/
です。
上記URLに移動後、”Typhoon 27W (In-fa) Warning”と書いてある下の
・TC Warning Graphic
と書いてある所をクリックするとJTWCの進路予想図が表示されます。
(クリックすると拡大図が表示されます)
現在(11月22日14時)の進路予想図は、
になっています。(クリックすると拡大図が表示されます)
図中に使用されている時間は協定世界時という気象分野の世界標準時を使っているので、これを日本時間に変換するには+9時間します。
例えば進路図に「27/00Z」と書いてある場合は協定世界時の27日0時なので、日本時間に変換するには+9時間して27日9時となります。
現在は、硫黄島に進む予報になっていますね。
米軍台風情報センター(JTWC)も有名になってきて、台風が近づくとアクセスが集中してつながらないことが増えています。
その時は、U.S. Naval Research Laboratoryに同じ図があるので下記のリンク先をご覧下さい。
U.S. Naval Research Laboratoryの台風26号のページ
の
Latest ATCF Track
と書いてある行の下の図を見て下さい。
図は小さいですが、クリックすると拡大図が表示されます
こちらも現在(11月22日14時)はJTWCと同じ進路図になっています。
他にもミラーサイトはあったのですが、無くなったり、JTWCへ統合されたみたいです。
今回の台風は今のところ硫黄島方面に進む予報ですが今後の台風情報にお気を付け下さい。
降雨量の予想には、
が参考になると思います。