後の十三夜(ミラクルムーン)とは?
後の十三夜。読み方は、「のちのじゅうさんや」と読みます。
旧暦の9月13日の月のことです。
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後の十三夜。読み方は、「のちのじゅうさんや」と読みます。
旧暦の9月13日の月のことです。
十三夜の月については、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
今年(2014年)は10月6日が旧暦の9月13日だったのですが、旧暦の9月13日は年に2回あることもあるのです。
それで、2回目の9月13日の月を後の十三夜の月と言います。
9月13日が年に2回あるというと不思議な感じですが、それは、閏月(うるうづき)があるためです。
閏月とは、昔は月の満ち欠けで暦を作る太陰暦を使っていました。
太陰暦は1年が約354日なので太陽暦の約365日より約11日少なくなっています。
そのまま使い続けると季節のずれが生じて農業などに影響が出るため、3年に1度ぐらい、閏月を作って調節しています。
今年は3年に1度の閏月が入る年で、旧暦9月の後に閏9月が入る年です。
そのため、1年が13か月、9月と閏9月で9月が2回あって9月13日も2回、後の十三夜の月も2回あるというわけです。
何故、旧暦9月の後に閏9月が入るかというと、旧暦では、二十四節気のうち、
雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒
の中気と言われる12の節気がそれぞれ1月から12月に入るようにしているのですが、太陰暦でずれて入らなくなるとそこに閏月を入れて調節します。
今年は10月に入るべき小雪が入らなくなるので、旧暦9月の後に閏9月を入れているのです。
今年は171年ぶりの後の十三夜の月だそうですよ。
今年は、ミラクルムーンとも言われてますね。
171年前は英語は無かったので今年から言われているのでしょうか?
171年ぶりならまさにミラクルですね。
見える時間帯は、今日は午後3時半頃から月が出ているので、夕方、暗くなってきたらもう月は見えますよ。
日の入り時刻あたりからもう見えると思います。
日の入り時刻は、
札幌 16:22
東京 16:43
大阪 17:01
広島 17:14
福岡 17:23
那覇 17:45
です。もうすっかり日も短くなりましたね。
方角は、東北東から登って時間と共に北の方角へ登って、地方によって違いますが、午前3時50分から4時40分頃に西の空に沈みます。
月の入り時刻は、札幌が3:51、那覇が4:37です。
次回は、95年後。2109年になります。
多分、見れないですね。
今夜は金沢や鹿児島など雲の多い所もあるみたいですが、全国的にまずまずだそうなので少し空を見上げてみたいですね。