気象衛星ひまわり8号打ち上げで改良点は?何が便利になるの?

サイエンス・IT

気象衛星ひまわり8号打ち上げ

今日(10月7日)、気象衛星ひまわり8号を乗せたH2Aロケット25号機が打ち上げられます。

ひまわり8号は、気象庁 (JMA) が開発し、三菱電機が製造して打ち上げは三菱重工業と宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が担当します。衛星の製作費用が約340億円、打上げ費用に約210億円のビッグプロジェクトです。ひまわり7号までは予算の大半を出していた国土交通省が今回は出さないことになったらしく、気象庁のみの単独予算で制作、打ち上げになりました。

日本の気象観測はもちろん東アジアから西太平洋域までの気象観測、船舶、航空機の運航の安全確保、地球環境の監視までをも目的としています。

今日の午後2時16分打ち上げ予定で、上手くいかない場合は、最長午後6時16分まで延長します。

今日、上手くいかない場合は、明日から10月31日までの間に発射。

それでも上手くいかない場合は、未定です。

H2Aロケットは今まで28回中27回、打ち上げに成功していますからね。

無事、予定通り打ち上げられるのではないでしょうかね?

Sponsored Link

改良点は?何が便利になるの?

ひまわり8号は世界最高性能の気象衛星になります。寿命もひまわり7号は10年でしたが、8号は15年になりました。

カメラの精度が向上

ひまわり7号と比べてカメラの解像度が2倍に向上しました。

最小1キロ四方から0.5キロ四方になり、最近のゲリラ豪雨も今までの2倍見つけやすくなります。

さらに、画像がカラーになり、雲と黄砂や火山の噴煙との違いも見分け易くなります。

また、新たに近赤外線撮影が可能になり、雨と雪や雹(ひょう)の区別がつくようになります。空の雲だけではなく海の流氷もどこまで来ているか分かるようになります。

今までは、周囲の気温などから気象予報士さんが判断して「雨か雪」と言っていたんですよ。

撮影間隔が向上

カメラが改良されて性能が向上しただけでなく、撮影間隔が短くなりました。

ひまわりは、静止衛星で常に日本の上空に静止していますが、日本を含む半球の撮影に30分かかっていたのが10分に短縮されます。

さらに、日本周辺の限定した範囲の撮影もするようにし、2.5分に1回撮影されます。

2.5分に1回の撮影が追加されることによってゲリラ豪雨や竜巻など最近増えている天気の急変にも早い予報が可能になり、便利になります。

まとめに

今日、打ち上げが成功したら年内は様々なテストを行い、来年夏から運用予定だそうです。

平成28年にはひまわり9号の打ち上げも予定されていますし、ますます便利になりそうですね。

台風も通過しましたし、今日、無事に打ちあがって欲しいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました