府中くらやみ祭りは東京都府中市の大國魂(おおくにたま)神社の例大祭です。
例大祭というのはその神社で最も重要な祭りのことです。
大國魂神社は祭りの多い神社で、毎月何かの祭りをやっているのですが、
その中でも最大の祭りがゴールデンウィーク中に行われる府中くらやみ祭りです。
毎年、期間中合計で50万~70万人ほどの人出で、屋台も沢山出てにぎわいます。
日程は毎年多少前後するのですが、今年(2014)は4月30日から5月6日に行われます。
日々の話題と雑談のブログです。日々の暮らしの中で話題になってること、なりそうなことを書きたいと思います。
府中くらやみ祭りは東京都府中市の大國魂(おおくにたま)神社の例大祭です。
例大祭というのはその神社で最も重要な祭りのことです。
大國魂神社は祭りの多い神社で、毎月何かの祭りをやっているのですが、
その中でも最大の祭りがゴールデンウィーク中に行われる府中くらやみ祭りです。
毎年、期間中合計で50万~70万人ほどの人出で、屋台も沢山出てにぎわいます。
日程は毎年多少前後するのですが、今年(2014)は4月30日から5月6日に行われます。
大國魂神社の主祭神は、因幡の白ウサギなどで有名な大国主の命です。
景行天皇四十一年五月五日に大国主の命の託宣によって大國魂神社が
造られたとされています。
景行天皇四十一年は西暦111年とも言われますが、4世紀頃とも言われ、
歴史の前後の関係から、おそらく4世紀の説の方が正しいと思われます。
4世紀と言えば邪馬台国の時代が終わって奈良に大和王権ができた頃です。
古墳時代とも言われますね。
ヤマトタケルが景行天皇の皇子で、新治(今の茨城県)や陸奥国
(今の福島県、宮城県、岩手県、青森県)を平定したそうですから、
その頃、大國魂神社も創建されたのでしょうか?
その後、大國魂神社は、大化の改新(西暦645年)の時、武蔵総社となりました。
武蔵総社とは、武蔵国(現在の東京と埼玉を合わせた地域)の最も中心になる神社のことです。
くらやみ祭りは、前述しましたが、大國魂(おおくにたま)神社の例大祭です。
室町時代の文書に江戸中から見物人が多く訪れていたことが書かれていますから
500~700年前からでしょうか?
神社側では千数百年の歴史があると主張しています。
また、くらやみ祭りというのは夜中に行う祭りだからです。
去年の伊勢神宮の式年遷宮もそうでしたが、
重要な神事は関係者以外見てはならないという考え方があるので、
昼にやる神事もありますが、重要な神事は夜にやるそうです。
祭りと言えば屋台が楽しみですね。
期間中は京王線府中駅の南側を中心に数多くの屋台が出ます。
祭りの初日はまだ少ないですが、徐々に増えて5月3日には出揃います。
3日~5日が一番盛り上がりますが、祭りの最終日には片付け始めるので、
今年は、6日に出ている屋台は少ないのではないかと思います。
1日の時間では、朝から少しずつ店が開き始め、昼過ぎくらいに出揃います。
終わる時間もそれぞれですが、屋台どうしの協定があるそうで、
午後9時頃から店仕舞いをする屋台が出始めて、
午後10時には、ほとんどの店が終わります。
午後10時以降もやっている店もありますが、少ないです。
祭りのメインになる3日~6日は交通規制がされて車両の通行が制限されます。
神輿、山車、行列が練り歩くので、そのための交通規制です。
車で移動する人には不便ですが、祭り会場はJR駅からも京王線の駅からも近いので、
電車で行くのがいいのではないかと思います。
それぞれの日によって交通規制される場所も時間も違うので、付近に行く方は、
事前に調べて行った方がいいと思います。
詳細は、府中観光協会のホームページにあります。
既に早い人はゴールデンウィークに入って東京から故郷に帰省してる人も多いでしょう。
東京の多摩地区は帰省で帰ってくる人も結構いるので、
東京に残っている人、帰省で帰ってきている人、由来を読んで興味を持った人、
ゴールデンウィークも仕事の人、などは行ってみてはいかがでしょうか。
ゴールデンウィークも仕事の人は夜のお祭りですので、仕事帰りに丁度いいかも
しれません。