脳梗塞を予防する食べ物と最新治療

脳梗塞は7月が一番多い

今日は昨日より気温は低いみたいですが、湿度が高いせいか蒸し暑いですね。

このような暑い日になると増えるのが脳梗塞です。

脳梗塞は7月が一番多いそうです。

暑くなって汗をかくため脱水症状になり、血液の水分も少なくなり、

ドロドロになります。

そのため血管が詰まり易くなり、脳の血管が詰まると脳梗塞になるのです。

脳梗塞というと冬に風呂やトイレで、というイメージがありますので意外ですね。

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予防する食べ物

脳梗塞を予防するにはドロドロの血液をサラサラにして詰まりにくくする必要が

あります。

そのため、血中のコレステロールを下げる食べ物や、血圧を下げる食べ物などが

有効です。

コレステロールを下げるEPA・DHA、食物繊維

EPA・DHAはコレステロールを下げる働きがあります。

EPA・DHAはサバ、サンマ、イワシ、アジなどの青魚に多く含まれています。

食物繊維は食べ物が腸に行った時、腸からコレステロールを吸収するのを

抑える働きがあります。そのため、炭水化物や肉などを食べる前に前菜として

食べると効果的です。

食物繊維は、野菜全般、海藻、キノコ類に多く含まれています。

サバなどは季節を問わず年中店頭に並んでますね。意識して摂りたいものです。

サバ

血栓を溶かす納豆キナーゼ

コレステロールを慢性的に過剰に取ると血栓になり、血管に付くと血圧を上げる

原因になります。また、血液の中を流れて血管の狭い所を塞ぐと梗塞になります。

脳で梗塞が起こると脳梗塞、心臓だと心筋梗塞です。

納豆キナーゼは、一度できた血栓を溶かす働きがあります。

納豆キナーゼは、文字通り納豆に含まれています。

血圧を下げるカリウム、マグネシウム

カリウム、マグネシウムを取ると浸透圧の関係で高血圧の原因になるナトリウム

(塩分)を体外に排出してくれます。

カリウムは、パセリ、干しエビ、めざし、海苔、ひじき、などに多く含まれます。

マグネシウムは、ひじき、昆布、ゴマ、コーヒー、などに多く含まれます。

最新治療とカハールの呪い

「脳細胞は成人すると成長は止まり、減っていく。増えることはない」

というのがノーベル生理学・医学賞を受賞した医学博士・サンティアゴ・ラモン・イ

・カハールの言葉です。

ある意味絶望的な内容で、長く定説とされてきたので「カハールの呪い」

と言われています。

しかし、最近になって成人後も脳細胞が増えることがあることが分かってきました。

先端医療センター病院の田口明彦医師などは、患者自身の骨髄から幹細胞を採取し、

それを患部周辺に注射することで患部の血管を再生して脳梗塞から回復さようと

しています。

現在、臨床試験中の重度脳梗塞患者12人で、6か月後、自律歩行可能と

なった方が9人になっています。

先端医療センター病院は、兵庫県、神戸市が主に出資して運営している

財団法人の病院です。

まだ多くの方に臨床試験をしないといけないですが、早く承認申請までいくと

いいですね。

おしまいに

脳梗塞の予防には食ベ物だけでなく、禁煙、過度の飲酒を避ける、水分補給、

なども大切です。

体調に注意して夏を乗り切りたいものです。

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