平塚七夕祭り2015
平塚七夕祭りが今年も近づいてきました。
正式名称は「湘南ひらつか七夕まつり」です。
平塚市には海軍の火薬工場があったこともあり、太平洋戦争の時に大空襲を受け、市街地の約7割が焼け野原となってしまいました。
戦後、その困難な中、商店街の人たちが中心となり、大規模な七夕祭りをすることで市の活性化を図ってきました。
今では、仙台と並び日本三大七夕祭りと呼ばれるまでになりました。
(残りの一つは愛知県一宮市、もしくは愛知県安城市です)
昨年の七夕飾りは各会場全て合わせると約3000本が飾られ、市内には、延べ170万人が訪れ、夏の関東のビッグイベントとして定着しています。
日程
毎年、7月7日の前後3日間行われ、今年は、平成27年(2015年)7月3日(金曜日)から7月5日(日曜日)です。
5日が日曜日なので7日の七夕の日が日程に入らないのが残念ですが、今年も大勢の人が屋台やイベントに集まると予想されます。
開催時間は、朝の開始時間は特に決まってませんが、終了時間は午後9時(最終日は午後8時)までです。
会場は、JR平塚駅北口商店街を中心とする市内全域ですが、特に平塚市紅谷町が中心になります。
会場の地図などは平塚市のホームページなどをご覧下さい。
一番人気のイベント「湘南ひらつか『海の七夕』星舞フェスタ」は最終日の5日(日曜日)午前10時から湘南海岸公園で行われます。
メインの会場からは少し離れて平塚駅から約1.3km、徒歩約17分の所です。
「湘南ひらつか『海の七夕』星舞フェスタ」は「動く七夕」をコンセプトにした市民参加のダンスイベントで、よさこい鳴子踊りを主体にヒップホップチームなども参加し音楽とダンスの華やかなイベントとして人気なんですよ。
露店(屋台、出店)について
七夕祭り期間中はたくさんの露店が出ます。
屋台や出店とも言います。
一時期は500店舗出たと言われていますが、現在は250店舗ほどと言われます。
しかし、数は減ったとは言え、250店舗はかなりの数で、とても全部回り切れるものではありません。
露店の見本市みたいな感じでありとあらゆる露店が出て賑わいます。
その中でも、お好み焼き、たこ焼きの店が割と多いです。
店が多いのでそれぞれの店が特色を出そうとしていますから買う方は楽しいですよ。
お好み焼きだと広島風、大阪風、横須賀風などの露店があります。
横須賀風お好み焼きはあまり聞かないかもしれませんが、人気があって毎年行列になっているんですよ。
横須賀風お好み焼きの特徴は、山芋が入ったふんわりした生地に大きなベーコンと半熟の目玉焼きが乗っているところです。
店によってはトッピングでコーン、キャベツ、桜海老などが入っている場合もあります。
平塚七夕祭りに来たら必ず買うという人もいる人気の露店です。
その他の露店では、焼き鳥が店によって鳥の産地が違ったり、つくねやネギマなど焼き鳥の種類が違ったりします。
また、かき氷の店では、イチゴだけの店や、鹿児島風シロクマの店、シロップかけ放題の店など各店とも特色があります。
じゃがバターの露店では、バターだけでなく、マヨネーズ、味噌、明太子、しょうゆ、ユケジャンをかけたり、コーンやキムチをトッピングしたり店によって違います。食べ方も店によって串に刺した店や、皿に盛って出す露店など色々あります。
他にも、ジャンボフランク、わたあめ、りんご飴などの定番の露店や、韓国料理のトッポギ、チジミ、中華の中国焼き饅頭、揚げ餃子、トルコ料理のケバブなど国際色豊かな露店があります。
食べ物以外でも、金魚すくい、風船釣り、輪投げ、射的やお化け屋敷などもありますよ。
湘南ひらつか織り姫のプロフィール
平塚の特色を紹介し、魅力を伝える「湘南ひらつか織り姫」。
今年は、こちらの3人が選ばれました。
写真の左から高橋香緒里さん、髙橋ときわさん、松本浩代さんです。
プロフィールは、
氏名 |
ふりがな |
年齢 |
職業 |
在住 |
高橋 香緒里 |
たかはし かおり |
22歳 |
音楽活動兼
アルバイト |
平塚市 |
髙橋 ときわ |
たかはし ときわ |
25歳 |
会社員 |
平塚市 |
松本 浩代 |
まつもと ひろよ |
29歳 |
プロレスラー |
平塚市 |
です。
今年は女子プロレスラーの松本浩代さんが湘南ひらつか織り姫に選ばれたということで早くも各方面で話題になっています。
湘南ひらつか織り姫は選考にネット投票も取り入れているのですが、ネット投票前に松本さんがネット動画のありがとう!TVで投票を呼び掛けた動画があります。
湘南ひらつか織り姫にかける熱い思いが伝わってきますよ。
おしまいに
七夕は、江戸時代以前は、旧暦の7月7日、現在の7月下旬から8月上旬のお祭りなので、仙台や、一宮はその頃行われますね。
7月下旬から8月上旬は梅雨が明けてるのでその頃に七夕をやるのが良いと言う意見も多いです。
しかし、現代は学校行事などでも太陽暦の7月7日に七夕が行われるので、私達にとっては、この時期に行われる平塚七夕祭りが一番しっくりくる感じがします。
梅雨なので織姫と彦星にとっては会えない年が多くなって気の毒ですが。