ヨルダンってどんな国?治安、世界遺産、観光などについて

ヨルダンってどんな国?

サッカーAFCアジアカップ2015、グループステージ最終戦の日本対ヨルダン戦が今夜(1月20日)行われますね。

ヨルダンは地中海の近くにある国。同じアジアでも西アジア諸国はあまり馴染が無いのでどんな国か調べてみました。

ヨルダンは人口約600万人。

面積は約92,000km2

北海道が約83,000km2、青森県が約10,000km2なので北海道と青森を合わせたくらいの面積ですね。

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ハーシム家の国王が統治する立憲君主制国家です。

首都はアンマン、言語はアラビア語。宗教はイスラム教スンニ派の人がほとんどです。

通貨はヨルダン・ディナールで、1ヨルダン・ディナール=165円くらいです。

気候は、砂漠気候で雨はほとんど降りませんが、気温的には日本と同じような気温です。冬には雪が降ることもあります。

産業としては、中近東としては珍しく石油が出ないのですが、天然ガス、ウラン、リン、カリウムが採れます。これらの輸出と観光が主な産業です。

治安

治安は中近東としては安定して良い方ですが、最近は、ヨルダンの隣国シリア、イラクが不安定になっているので心配ですね。

まだ日本からのツアーも出ているので、まだ大丈夫なようで、観光する人もいますが。

これが小さい会社からのツアーしか出なくなったりしたら心配になってきますね。

ヨルダンはイスラエルとも隣接していますが、アラブ諸国の中ではイスラエルとの関係は良好な方です。

イスラエルへ旅行するバックパッカーの中には、飛行機で行くと料金が高いので、ヨルダンからバスで行く人もいるくらいです。

世界遺産、観光など

ヨルダンの主な産業に観光があります。

ヨルダンの世界遺産には、

  • ペトラ
  • ワディ・ラム保護区
  • アムラ城
  • ウム・エル・ラサス

の4つがあります。

特にペトラは有名で「行ってみたい世界遺産」みたいなアンケートでは常に上位にランクされていますね。

ヨルダン

ペトラは、新・世界七不思議の一つにも数えられる紀元前1世紀頃の古代ナバテア人の遺跡です。

砂漠に一大都市を築きましたが、ローマ帝国との抗争などで衰退し、人の住まない遺跡になってしまいました。

世界遺産以外の観光ではヨルダン渓谷、死海が人気ですね。

ヨルダン渓谷は大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の北端の渓谷です。

大昔の地殻変動で大地溝帯が出現したことで、猿と人が分かれて人類誕生につながったと言われています。

死海は塩分が多く、人が泳ぐと簡単に浮く湖として有名ですね。

海水の塩分が約3%なのに対して死海の塩分はなんと約30%もあるとか。

1947年に死海のほとりのクムラン洞窟から死海文書(しかいもんじょ)が発見されたことも有名ですね。

まとめに

ヨルダンは古くから歴史のある国なんですね。

有名な遺跡や観光名所もありますし、いつか行ってみたいです。

そのためにもずっと平和が続いて欲しいですね。

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