ESDユネスコ会議とは?環境省とも連携する教育会議

ESDユネスコ会議とは?

10日、ESDユネスコ世界会議の開会全体会合が名古屋市で行われます。

ESDユネスコ会議のESDとは、Education for Sustainable Development の略

日本語では、「持続可能な開発のための教育」と訳されています。

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現在、世界には、環境、貧困、人権、平和、エネルギー、国際理解と言った問題があります。

これらの問題は1つ1つ別の問題ではなく、互いにリンクし、影響しあっています。

そこで、これらの問題を別々に子ども達に教育するのではなく、統合的に教育しようというのがESDです。

2002年、南アフリカ共和国のヨハネスブルグにおいて開催された「持続可能な開発に関する世界首脳会議」で、2005年から2014年を「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」とすることが決議されました。

その最終年の2014年である今年、10年間の成果と課題を話し合うのが、10日から名古屋で始まるESDユネスコ世界会議全体会合なのです。

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皇太子殿下、雅子妃殿下がご出席

この会議には皇太子殿下、雅子妃殿下が出席される予定です。

皇太子ご夫妻は、9日に愛知県に入られました。

療養中の雅子さまが宿泊を伴ったご公務に臨まれるのは、東日本大震災の被災地をお見舞いした昨年11月以来、1年ぶり。愛知県をご訪問されるのは2005年の愛知万博以来、9年ぶりです。

環境省とも連携する教育会議

ESDは日本では、環境省と文部科学省が連携して取り組んでいます。

環境省は、企業やNPOが行っているESD活動を支援したり、活動者どうしの交流や、ネットワークづくりを行っています。

また、文部科学省と連携して、学校の教職員やNPOなどを対象にESDの考えを取り入れた教育を行うための研修を主催するなどしています。

まとめに

ESDというと物理では、静電気放電(Electro Static Discharge)の略として使われたり、

医学では、内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection)の略として使われたりして検索しても分かりにくいですね。

ここにたどりついて読んでくれた皆さん、ありがとうございます。

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