立夏とは?
4月中旬ごろは肌寒い日もありましたが、下旬から急に暑くなりましたね。
立夏の季節です。
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4月中旬ごろは肌寒い日もありましたが、下旬から急に暑くなりましたね。
立夏の季節です。
立夏とは、二十四節気のうちの一つです。年によって何日が立夏になるか違いますが、大体5月5日頃が立夏になります。
また、期間としての意味あり、立夏の日から次の二十四節気の小満の前日までの期間を立夏と呼ぶこともあります。
小満も年によって何月何日か違いますが、大体、5月21日頃が小満の日になります。
今年(2015年)は、5月6日が立夏になります。
ちなみに来年の2016年から2018年は5月5日が立夏です。
立夏の意味は立夏の前日までは春で立夏から暦の上では夏になるという意味です。
立夏の日から立秋の前日までが夏になります。
立秋も年によって何日かは違いますが、大体、8月7日頃です。
5月6日から夏と言われてもピンと来ないかもしれませんが、立夏の日から急に暑くなるわけではなく、これから徐々に夏らしい暑さになるという意味です。
また、立夏の頃はカエルが鳴き始める頃という意味もあります。
この時期は田植えの季節ですので、これからまさにカエルが鳴き始めることでしょう。
立夏の由来は、二十四節気は全部そうなのですが、太陽黄経の太陽の位置で決まります。
太陽黄経が45度のときが立夏になります。
地球から空を見た場合、太陽が通る道を黄道と言います。
その黄道を春分の日を0度、秋分の日を180度として360分割した角度を太陽黄経と言います。
二十四節気の代表的な日と太陽黄経は以下のようになります。
二十四節気 | 太陽黄経(度) |
春分 | 0 |
立夏 | 45 |
夏至 | 90 |
立秋 | 135 |
秋分 | 180 |
立冬 | 225 |
冬至 | 270 |
立春 | 315 |
中国の浙江省臨安市(上海の南西にある市)では、立夏に「烏米飯」を食べる風習があります。
烏米飯とは、もち米を蒸したおにぎりみたいな食べ物で、烏米葉という葉っぱの出汁を混ぜて黒くしています。
味は、甘くした物と塩味の2種類があります。
これを食べると夏バテを防いだり、蚊にさされなくなると言い伝えられているそうです。
美味しそうですね。
また、韓国の緑茶では、穀雨(4月20日頃)から立夏の間に摘み取られる緑茶は細雀茶と言って最高級品とされ、立夏を過ぎてから摘み取られる緑茶は、中雀茶と言ってランクが落ちるそうです。
日本、台湾、香港では立夏に特に何かを食べたり、行事を行うという風習は無いみたいですね。
日本の場合は丁度ゴールデンウィークですのでその陰に隠れてしまってるのかもしれません。
ともあれ、これから暑くなって紫外線も強くなりますからね。
暑さに負けないようにしたいものです。